うつ病や適応障害などの精神疾患で休職する過程を解説!!私のリアルな経験談!

休職を検討している方の中には、

・具体的にどういった手続きが必要になるのか?

・会社に顔も出したくないから、すぐに休職したい!

・休職したいけど周りに迷惑かけるし勇気が出ない、、、

等の疑問や不安はありませんか?

この記事を読んでいただくことで、実際に休職できた経験談を知ることができ、勇気を持って休職に踏み出せるはずです。

なぜなら私自身同じ悩みを抱えてましたが、メンタルクリニックの先生や直属の上司に励まされ、実際に休職できたからです。会社に迷惑をかけることになりましたが、病気の重症化をふせぐことに繋がり、自分を大切にする選択ができて本当によかったと思っています。

会社によって手続きは多少異なると思いますが、1つの例としてこの記事を読んでいただければと思います。

それでは、どうぞ!

具体的な休職までの流れについて(私の実体験)

直属の上司に相談
医師に診断書を書いていただく
上司に診断書を提出

あくまで私の経験談ではありますが、これだけで休職できました!実際に休職されている方の経験談を聞いていても同じような印象です。

あとで上司に確認したところ、休職願も必要だったみたいですが、それを会社に提出するのですら厳しい精神状態だったので診断書の提出のみでも良しとなりました。

また、医師の診断書はいらない場合があるみたいです。

ちょい鬱リーマン
ちょい鬱リーマン

ちなみに、診断書は1通 2,860円でした

それぞれ簡単に説明していきます。

休職を義務づける法的根拠がないため、必ずしも規定があるわけではありません。まずは、自分の会社の就業規則に休職に関する規定があるのかチェックするようにしてください。

まずは、直属の上司に相談

復職時を考えたらいきなりではなく、直属の上司に相談してからがいいと思いました。そのため、まずは現状について話す機会をつくりました。

出社するのもきつい精神状態だったので、電話で休職の相談をしようと考えていましたが、結果的に直接相談して良かったと思います。

というのも、顔色の悪さ、声のトーンなどで現在の精神状態について理解してくださり、上司から休職を提案してくださいましたし、なにより上司を味方につけることが出来たからです。

上司を味方につける!

私の場合、席が隣の先輩からパワハラやいじめを受けることによって精神状態が悪くなったのですが、直接上司にその現状を訴えたことで、先輩ではなく私の味方になってくださいました。

ちょい鬱リーマン
ちょい鬱リーマン

先輩は、上司に対してはとてもいい顔をしてたので、そもそも信じてもらえるか心配でした、、、

結果、その先輩には指導が入ることになりました。(もちろん私ではなく、周りからリークがあったという体にしてもらいました、というかあまりにも陰湿だったので実際あったみたいです)

また、先輩と顔を合わせることのないように、その後の診断書の提出や業務の引き継ぎも工夫してくださいました。

医師に診断書を書いていただく

うちの会社は医師からの診断書が必要になるのと、そもそも精神状態が良くなく、吐き気や寝不足、食欲低下などの症状も出ていたのでメンタルクリニックを受診したらどうだと提案してくださいました。

私が受診しようと思ったクリニックは2日後まで予約が埋まっていたので、すぐ受診することが出来ませんでした。

受診するまでは有給を使用し休みました。2日後に予約できたのは早い方みたいで、運が良かったです。メンタルクリニックの予約がいっぱいになってしまう現代社会、、、恐ろしいですね。

受診した結果、適応障害と診断されました。また、診断書については、医師から「会社にこれ出せだすぐ休めると思うよ!書こうか?」といってくださいました。ちなみに、初診で診断書を書いてくださいました。聞いてる感じだと2回目の診察で書いてくださるところが多そう。

メンタルクリニックを受診する際は下調べをしてから!

事前にネットでクチコミを調べてから受診するメンタルクリニックを決めました。その甲斐あって、良い精神科医に出会うことが出来ました。

頭の整理がつかず、まとまってない私の話を親身になって聞いてくださいました。また、休職することで会社に迷惑をかけることに罪悪感を感じていた私に一歩踏み出せるように勇気をくださいました。

1番勇気の出た言葉は、

君1人が休んでもなんだかんだ会社は回るし、そこを調整するのは管理職の仕事!君は心配しなくて大丈夫!というか、会社に殺されかけたんだよ!もっと自分の心配しないと〜

この言葉を聞いて、すごい心が楽になりましたし、休職する勇気が出ました!

中には薬を処方するだけで何回受診しても診断書を書いてくれないところもあるみたいなので、詳しい人に聞いたり、ネットでクチコミをみてから受診するのがいいと思います。

上司に診断書を提出

適応障害と診断されたその日に、診断書を提出し、休職に入ることが出来ました。

パワハラ先輩野郎に遭遇しないように、上司が気を使って職場の駐車場で会うことになりました。そこで診断書の提出と今後についての話をしました。

具体的には、引き継ぎや定期的な現状報告をどうするか話し合いました。

引き継ぎに関しては、職場に顔を出さなくていいようにメール中心で行うことになりました。入社してまだ半年だったこともあり、1日2〜3回程度のやりとりで、1週間もかからず引き継ぎは終わりました。

定期的な現状報告については、精神科の定期受診後に電話で行うことになりました。

電話でも休職手続きは可能!

復職のことを考えたら、実際に会って話をするのがいいと思いますが、電話のみで休職の手続きも可能です。

その場合は、郵送で書類のやりとりが必要になります。

私もそうでしたが、そもそもストレッサーである会社に顔出すのがとても辛いんですよね、、、どうしても精神的にしんどい場合は、電話で休職の相談をし、その後の指示を仰ぐのもありだと思います。

そこまで追い詰められて場合は、復職のことを心配するよりも、今現在の自分を労ってあげる方が優先だと思います。

GoogleやYouTubeにて働いていた2人が書かれた著書、時間術大全にて、好きな戦術があります。

戦術87 |自分の「酸素マスク」を先につける

時間術大全――人生が本当に変わる「87の時間ワザ」ジェイク・ナップ (著), ジョン・ゼラツキー (著), 櫻井 祐子  (翻訳) 

飛行機に乗ると、非常時にはほかの乗客を救助するよりも先に、まず自分のマスクを装着するようにいう説明があるみたいです。誰かを救助しているあいだに自分が酸素不足で意識を失ったら元も子もないからです。休職することは身勝手に感じてしまうこともあるかもしれませんが、あなたにとって1番重要な戦術なはずです。

まとめ

今回の記事では、私の経験談をもとに休職までの流れについて説明しました。

この記事が参考になり、休職を検討している方のお役に立てれば幸いです。

私がこの記事に主に伝えたかったことは以下の通りです。

・円満に休職する場合は、事前に上司に相談する。

・受診するクリニックは、下調べをしてから決める。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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